【プレイレビュー】ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄【体験版】

ゲームレビュー

2025年1月末に発売予定のゲーム『ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄』の体験版をプレイしたので、感想&レビュー記事です。

あくまで体験版を遊んだ感想ですが、良い意味で日本一ソフトウェアらしい、大味さ自由度が楽しいゲームでした。また、キャラクターのデザインも良く、キャラの育成にのめりこんでしまいます。一方、ゲームバランスUI関係には少し気になる部分もあります。(体験版で遊べるのは序盤までなので、後半ではもっとやりごたえのあるステージがあるかもしれません。)

どんなゲーム?

基本情報

発売予定日(製品版)2025年1月30日(木)
メーカー日本一ソフトウェア
ジャンルシミュレーションRPG
発売ハードPS4/PS5/Switch/STEAM
プレイ難易度ノーマル
クリア時間(体験版)4時間
公式HPリンクhttps://nippon1.jp/consumer/pb_losthero/

ディスガイア』シリーズでおなじみの日本一ソフトウェアのゲーム。
公式によるとジャンルは「やりたい放題RPG」となっていますが、本サイト上では「シミュレーションRPG」といたします。(日本一ソフトウェアのジャンルの定義はやりたい放題・・・・・・なので…)

2004年にPS2で発売された『ファントム・ブレイブ』の続編みたいですが、プロローグで前作の概要を説明してくれるので、前作を遊んでいなくても問題なく遊べます。かく言う私も、前作の知識は全くありませんが、特に気にせずに遊べました。

ゲームシステム

基本のゲームシステムとしては、ターン性フリー移動のコマンドRPGです。フリー移動は珍しいですが、結局1ターンで移動できる範囲は制限があるため、基本的には『ディスガイア』や『ファイアーエムブレム』に似ています。

本作で特徴的なシステムはとしては、コンファインシステムと装備関係のシステムが挙げられます。

コンファイン(憑依)システム

本作の仲間たちはなんと、全員ファントムと呼ばれる幽霊で、主人公は仲間をフィールド上にあるや、などにコンファイン(憑依)させることで、味方ユニットとして戦闘に参加させます。

攻撃力とDEFに補正がつく「ミーハー岩」。ただし敵から遠いので、足が遅いキャラをコンファインさせても役に立たないかも

コンファインの際には、対象によってパラメータに補正がかかる(岩に憑依させると防御力UP、剣に憑依させると攻撃力UPなど)、憑依させるターンに限度がある等、いつ、どこで、誰を、何に」憑依させるかが、重要になってきます。

装備システム

RPGでは当たり前の装備ですが、本作の装備は普通と少し違います。まず、1キャラが装備できるのは武器1つのみで防具の装備はできません。また、上記コンファインできるも装備することができます

そして、装備をしていない状態では、ほとんどの攻撃スキルが使えません。スキルは武器に依存するので、誰に何を装備させるかが重要になります。

また、拠点での準備段階で事前に武器を装備させることもできるのですが、装備の有無によってコンファインさせるときのコストが異なるため、事前に装備を固めるorあえて素手で出撃させるという戦略も考える必要があります。

良かったところ

戦闘システム

上記のコンファインシステム装備システムは、普通にゲームとして面白いです。「誰を出す?/いつ出す?」「フィールド上に落ちているものをコンファインの対象にする?/ユニットに拾わせて装備として使う?」等々、考えることや選択肢が多く迷ってしまいます。

また、主人公のみが使える「コンファースト(仲間キャラの行動準を早くする)」「即投げ(仲間キャラを移動させる)」というスキルもあり、これが、さらに選択肢を広げてくれます。

キャラクターデザイン

本作のキャラクターデザインは、『ディスガイア』シリーズでおなじみの原田たけひとさんが、担当されています。味方も敵も、人キャラもモンスターキャラもとても魅力的なデザインです。

特に、イベントキャラ以外の仲間キャラはキャラメイク(名前と色を決めて、ステータスの割り振りをするだけですが)を自分でする必要があるため、気に入った見た目のキャラを作り愛用することができます。後述しますが、能力はいったん無視して、見た目が気に入ったキャラを集中して育てて使っても問題ありません。

夏休み中の女の子にしか見えない「漁師」

また、感動したのはキャラクター図鑑に自分が作成したキャラクターも載り、テキストを好きに編集できます。勝手にキャラに設定を作りロールプレイングすることもできます。

育成要素

ドリンクバーというシステムによって、経験値を特定のキャラに割り振ることができます。このシステムで、自分の好きなキャラを集中してレベルアップさせることで、「ザコ船員」や「ゾンビ」など、ステータスが弱いキャラを主力にすることもできます。また、前述の装備システムで紹介した通り、スキルは装備に依存するため、弱キャラでも装備によって、強力なスキルが使用可能です。

ただし、これはあくまで体験版の範囲での感想なので、製品版の後半のステージでは弱キャラは通用しなくなるかもしれません。それでも、覚醒転生という要素もあるので(共に体験版では使用不能)、ある程度いつまででも活躍することを期待できます。

気になったところ

ゲームバランス

良かった点で、弱キャラも経験値を極振りすれば強くなるといいましたが、裏を返せばあまり戦略を立てることもなく、適当なキャラでゴリ押しでクリアできてしまいます。ただし、これはあくまで難易度ノーマル体験版(本編の序盤のみ)を遊んだ感想なので、後々もっと難しいステージが出てくるとは思います。

また、装備による補正がかなり大きいことも気になります。結局強い装備を入手して、ステータスを底上げするゲームにならないかが気になります。

上の画像は、途中加入のイベントキャラ「ルアン」。加入時点で、レベル差が6ある「パス」よりHP,DEF,DEXが高いかと思いきや、装備を外すと一気にダウン。DEXは約1/4に…

攻撃対象を誤認してしまう

個人的には一番の不満点が攻撃対象の誤認です。

このゲーム草や岩、武器などフィールド上に落ちているコンファインできるアイテムにもHPがあり、攻撃することができます。厄介なのは単体攻撃のスキルで攻撃範囲内に敵とアイテムが同時にある場合に、攻撃対象がアイテムになってしまうことがあることです。

赤い髪の敵を狙っているのに、ターゲットが「おおらか岩」になっている様子

画面上の表示では攻撃対象は明示されるのですが、そこにアイテムがあることを意識していないときには、気付かずに攻撃してしまいます。慣れれば一度確認する習慣がつくのですが、一晩明けてプレイするときには、またうっかり確認を忘れることも多く、そもそも毎回確認を挟むことで、ゲームプレイのテンポも悪くなります。

ゲームプレイの店舗会話シーンの文字が小さい

私がプレイしたのはPS5版ですが、会話シーンでのセリフの文字が小さいことも気になりました。

2Dイラストをバックに会話するイベントシーンと、3Dイラストをバックに会話するシーンがあるのですが、2Dイラストのテキストの文字が若干小さいせいで、セリフが読みにくかったです。これは私の環境(モニターのサイズや距離)もあるとは思いますが、いままで他のゲームでは気になったことはあまりありません。

↑は戦闘画面で出るチュートリアル。会話シーンもこの文字の大きさにして欲しかった…

最後に

以上、難易度調整やUIの部分で気になる点が残ります。また、Xを見ていると、ちょいちょいバグの報告も挙がっているみたいです。

とはいえ、戦闘は楽しくキャラも可愛いので、体験版は楽しく遊べましたし、もうちょっとキャラの育成をやろうかなと思います。

製品版へセーブデータを引き継ぐこともできるので、気になった方はぜひ体験版を遊んでみてください。

それでは、また次の記事で!

©Nippon Ichi Software, Inc.

コメント

タイトルとURLをコピーしました